こんにちはteetyです。
今回紹介するのは今使ってるキッチン台です。
キッチンはキャンパーによっては全く使わない、必要ないと言う方も多くいますね。
実際、なくてもキャンプは出来る道具です。
使わない場合、いわゆるメインテーブルの上で調理したりって事になりますね。
ウチの場合、調理中に子供達が手伝うとは限らないのでテーブルを使って絵を描いていたり、トランプで遊んだり、お菓子作ってたりするので調理する場所が必要な事が多く自作しました。
また、基本的に御座敷スタイルなので、ラック類も背の低いロースタイル的な物が多いです。
その為、立って使えるキッチンが欲しかったってのもありますね。
キャンプ道具をDIYで作成する場合の理由としては、
まずは安く済むと言うこと。
既製品よりも安くなると考えられる場合、着手します(笑)あとは欲しい物が無い場合ですが、ここ最近は既製品自体が無いという事はほぼないですね。
DIYって一見安そうですが、そうでもないケースも多いです。既製品は木を大量に買って作っているので材料費を安く済ませている点と、木を無駄なく使える点にあるんだと思います。
例えばホームセンターでもよく見る木製折り畳み三段ラック。3000円程度で買えますね。最近はアカシア製もありますが、これは手間や失敗なんかまで考えたら買った方が安いです。
また、DIYはサイズが自由に作れますが、例えばSPF材なんかだと単価が1番安いのが6フィートで売ってます。約180センチですね。
コレで仮に1mの長さの板が10枚欲しいとなると10枚買う必要があります。そして80cm×10枚が余ります。1mの板をを90cmにすれば5枚で済み、余りも出ません。木取りというやつですね。
つまり、安く仕上げるのなら木取りをしっかりと行う必要があります。簡単に作るなら欲しい木材の販売している規格によってサイズを調節するのが良いと思います。
ちなみにオリジナルのサイズが欲しいから費用はどうでもいいと言う場合は気にする必要はありません(笑)
キッチン台に関しては、既製品は結構高いですね。
テーブル等で代用も出来ますが、重視したのは収納力です。皿類やカトラリー類、スパイス系、クッカー類、調理器具等を全て置けるものが欲しかったんですね。出し入れが面倒なので「箱」はNG。
あとはサイトにあった見た目、風防、強度、サイズを考えたら既製品に欲しいものは存在せず、自作に至りました。
コストを安く抑える事も考えましたが、前回使った余りなんかも活用して結果的に4000円程度で仕上がりました。
塗装前です。
木材はSPFの1×2と1×4だけです。
バスケットなんかを置いた場合は、出すことなく蓋を開けられるようにスペースを確保しました。
とにかく箱からイチイチ取り出すと言うのが面倒なんです(笑)
サイドに板を置く事で風防となります。
塗装後。
使ったのはホームセンターに売っているヴィンテージワックスと言う物です。今回は塗料は買う必要は無く、前回の余りで足りました。
天板のすぐ下は食器を置くスペースとして間隔を設定。
実際の使用。
今までは食器をバスケットや箱に入れていたのですが、やはり取り出しが面倒なので2段目に全て出して収納してます。
背板がある事でこう言った物の置き方が出来ます。
裏側も使えます。
シェラカップを引っ掛けて乾燥してます。
大きなサイズを意識して作りました。
やはり広い天板は便利だと嫁さんからも高評価です(笑)
DIYは上手く作れば安く作れるし、好きなサイズで作れるというメリットがあります。
デメリットは収納を小さく作るというのは難しいという事ですかね。特に木工だけだとデカくなりがちです。金属加工や溶接も出来るとかなり幅は広がると思います。
やってみたい人はとりあえずシンプルな物を作って見ることをオススメします。YouTubeなんかでやってるテーブルや薪ラックなんかが作りやすいのかなと思います。